すごく振り遅れる。
小5で野球を始めた話。
新しいことやってるわけだから、いろんな発見があった。
よく覚えてるのは、試合に出始めた頃の打席。
ここだ!と思ってタイミング合わせてバットを振ってみると、カキーン。
バットにボールを当てられたんだけど、すごく振り遅れて、打球はライト方向にファウル。
「自分が思った以上に自分のスイングは遅いんだ」
次はもっとタイミングを早めて振りだした。
カキーン。
またもやファウルで、打球はレフト方向へ。
当てるだけでも難しいのにタイミングをとるってこんなに難しいのか、とバッティングに絶望した。
自分が思っている姿と、自分が行なっている姿には、どうやらすごくズレがあるらしい。
そのズレを小さくしていくことが、自分を知ることらしい。
なんだかそんなことのタネみたいなことを体感した経験として、すごく頭に残ってる。
今日はそんな話。