転職エージェントを使うのは怖い?
転職エージェントとして、採用が決まった人との入社前面談は楽しい時間だ。
無事に転職先が決まったことが嬉しいし、感謝もされる。
そんな中で、「知人で転職を考えている人がいたら紹介してください」と案内するんだけど、
「後輩から転職ってどうやったんですかとか聞かれるんですけど、まだ転職エージェントに登録するには怖いって言ってるんですよ」とのこと。
そういえば自分もそんな気持ちを持ったことがあったなぁと思った。
何が怖いか?
無理やり転職させられるから?
いやそんなことじゃない。
外の世界へ思考を向けることで、現職に打ち込むエネルギーが削がれることが怖いのだ。
エージェントに対して、現職への不満を吐露することでその気持ちに歯止めがきかなくなるのが怖い。
現職への疑問や気がかりが溢れてしまうのが怖い。
その感情は、自分ではコントロールできないことだから。
そんな予感がしているのに、エージェントへ相談するのだ怖いのだ。
べつにエージェントの立場からすると、フラットにいまどんな選択肢があるのか、情報収集しておくことは、価値があると思うし、そんな利用方法をしてくれれば構わない。
けど、転職がちらつく人からすると、けっこうギリギリだったりするんだよね。
そして、真面目な人ほどそうなんだよな。